|
detailed information |
|
|
|
06.10
第22回 JIA東海支部建築設計競技
「身体(からだ)」-和の遺伝子を探る-
今われわれは,生活から失なわれたものを真摯に問うていかなければならない。 あらためて,無くしたものを振り返るために,アナログな「身体(からだ)」に注目したい。日本の建築についてみても,その空間はからだに訴えかける要素に満ちていた。 部屋を抜ける風。木の匂い。揺らめく影。足裏から伝わる床の素材感。豊かに感覚を刺激するアイデアと,そこから知覚されるリアリティある空間像を求める。この場合のリアリティとは,実際につくる建設の可能性よりも,むしろどれだけ身体に訴えかけられるかに依っている。身体の感覚に訴えかける空間を想像することで,身体から現代の住まいを問い直し,豊かな空間を描き出してほしい。
・わずかの家/ 田原、村尾、ノノヤマ (銅賞受賞)
|
|
|
|
|