浜甲子園団地改修実験


 鳴尾浜東に立地する公団浜甲子園団地(UR都市機構)。昨年同様、都市機構の協力のもと、解体される事が決まっていたこの団地を使い、6大学が集まり、各々の考える団地再生について実際に住戸を使って表現する。こうして6つの様々な住戸が存在する事が団地再生といえるのではないかと思われる。

・実験内容

 既存できるものは何か、全てを取り除き1から構成するのではなく、何を残し何をつくるか解体と提案を同時に進める。そうすることで図面ではわからない人の感覚に重点をおき、純粋に気持ちのよい空間をつくるために試行錯誤する。そして、空間を構成する上で最も重要視できる材料に重点をおいた。昨年使用された材料はもちろん、新たに使用する材料が今後異なる場面で活用される事を考え、改修終了後、さらに住戸を解体する事でまた違った場面でこの材料をみる事になる。

  

☆作業風景写真をschedule(2008年度)にて公開しています。