■コラム・論説

衣食住は生活の基本。むつかしいことを考えなくとも、「衣食住」にかかわることは、大抵常識で判断できます。何がおいしいかは専門家にわざわざたずねなくとも、子供にもわかります。実は「構造のエンジニアリング」も同じこと。細かなことは、専門家にまかせるとしても、基本的なことは誰でも常識で判断すればよいのです。地球の重力のなかで生きている「人間」には構造にたいするセンスが備わっているからです。

こんな趣旨で、建築の専門家でない方でも、気楽に読んでいただけるような建物の構造にかかわる話などを掲載することにしました。ただ、地震や台風など、激しい自然災害に見舞われるの我が日本。私達の研究室も、大災害にどう立ち向かって行くか、そのことばかりを考えながら、毎日実験や調査に動き回っています。そのためか、どうしても危機管理の話題が多くなりますが、そこはご容赦ください。
>> 01:被災マンションの復旧 ~毎日新聞の連載コラム~

>> 02:兵庫県南部地震の教訓(Download PDF:3.5MB)
     GA JAPAN No.14,5-6,1995,P169-176 より

平成7(1995)年1月17日の兵庫県南部地震からちょうど一ヶ月目の2月16日、石堂威氏(現都市建築編集研究所長)よりこの震災について取材を受けた。本論説はこのときのインタビューの内容をまとめたものである。
>> 03:住宅を50%広く使う方法(Download PDF:495.5KB)
     「本や資料にあふれた部屋、これを捨てられない学者
      ああ、すっきりした家に住みたい!! そこで提案 50%部屋を広く使う方法」
     ~月刊 不動産流通 2001/April より~
>> 04:隠された鉄物語
     歴史的建造物に見られる鉄の使われ方についてのお話
     ~建築と社会/1997. 2 より~
    >> 04-01
    >> 04-02
>> 05:偽装せる戦前の名建築を巡って
     少し趣向のちがった街歩きのお話
     ~社団法人 日本建築家協会近畿支部 JIA NEWS近畿 2001年9月号より~
    >> 05-01
    >> 05-02
>> 06:東郷元帥と鉄骨建築
     舞鶴の煉瓦建築を巡るひとつのエピソード
     ~京都府鉄構工業協同組合 発行 京都鉄構だより 平成4(1992)年新年号の挨拶より~
    >> 06-01 東郷元帥と鉄骨建築
    >> 06-02 舞鶴海軍軍需部煉瓦造倉庫群第一棟(写真)
    >> 06-03 魚雷水雷(写真)
    >> 06-04 魚雷水雷(寸法図面)
>> 07: 歴史的建造物の耐震性能
     伝統的木造建築の直下型地震対策
     兵庫県南部地震での被害調査からいえることなど
     ~第一回日本地震工学研究発表討論会梗概集2001年11月 187ページより~
>> 08:日本工業倶楽部会館のコンクリートを巡って
     70年前の震災復旧が語るもの
     ~「新建築」5~8月号より~
>> 09:ライトの日本壁(Download PDF:1.5MB)
     山邑邸の土壁を巡って
     ~「NPO 木の建築2」 2002年
>> 10:構造パースペクティブ
     法隆寺五重塔の構造美
     ~「建築雑誌」 1989年8月号より~
>> 11:土壁から探る古建築の地震被害
     ~「建築と社会」 2003年3月号より~
>> 12:煉瓦造建築の復興を目指して
     明治の耐震煉瓦構造に学ぶ
     ~「建材フォーラム」 第316号、2002年12月~
    >> 12-01
    >> 12-02
    >> 12-03
    >> 12-04
>> 13:「解体・新築」文化 転換の時
     ~読売新聞 2003年10月9日「論点」より~
>> 14:構造法規への学会のかかわり方を考える
     ~日本建築学会誌「建築雑誌」 vol.113 No.1513 2004年1月号より~
>> 15:ドイツの土壁事情(Download PDF:2.7MB)
     財団法人 建築保全センター
      建築/保全 2003年4月 NO.134 「特集 土に生まれ土に還る」pp30-33より
>> 16:音羽山清水寺~伽藍と塔の「構え」を考える~(Download PDF:2.3MB)
     ~日本建築学会誌「建築雑誌」 vol.113 No.1489 2002年6月号より~
>> 17:建築金具の旅(Download PDF:5.8MB)      -伝統構法から金物多用へ 二人の発明家の足跡をたどる-
     特集●異端としての住宅史 住まいのテクノロジー
>> 18:京都の活用マネージャ活動研修用論説(Download PDF:8.3KB)
     最近木造について思うこと
>> 19:古材文化 VOL.69 2006.8.20(Download PDF:1.44MB)
     湿潤な日本の風土では極力控えるべき
     古材の利用を阻むもの 釘・金物の多用に思う
>> 20:【緊急提言】応急危険度判定制度の見直しを
―能登半島沖地震の被害調査と復旧支援の現場から
(Download PDF:136KB)

~すまいろん 2007夏号 No.83より~
当研究室より、西澤英和先生、西川英佑氏が執筆
>> 21:
建築知識
(Download PDF:136KB)

~すまいろん 2007夏号 No.83より~

■番外編

>> 台湾の建築雑誌「Dialogue」での紹介

    Dialogue,June 2001 「京都大學建築系」より

    >> 内容を見る(Download PDF:4.5MB)